あおみどりのそら

無駄に長い自転車のはなし

しまなみへ行くための準備色々

GWが終わってジロ・デ・イタリア見てたらあっという間に6月でビックリだ…
今更感が出てきたしまなみ海道ライドの準備話です。

aomidori.hatenablog.com

しまなみ海道へは実家の車を借りて行くことにしました。
自転車を持っての遠出の手段は輪行がメジャーなところですが未だ経験はないし、ホテルと同じく新幹線も取れるか怪しそうだし夫婦揃って旅慣れているわけでもないので慣れない・重い移動方法に疲れて往復達成できないのも嫌だしと実家の車を借りることにしました。
車に自転車を積むための車載器具や、未だ経験のない140km超えのロングライドを達成するために装備を増やしたりしたので以下はその記録です。

準備1:車載器具

ミノウラから出ている前輪を外して固定するものが2台分で1万数千円となかなかのお値段。

というかそもそも実家の車に積めるのか?ということもあるので確認に行くと、私の実家のエスティマヘッドレストを外して後部座席を倒してフラットにするタイプなので座席の分天井までが狭く、さらに座面が上になるので起伏があるし、前輪を外しただけじゃギリギリ入るか天井に引っかかってしまうという状態でした。
後輪も外してサドル位置も下げたら問題はなさそうなので後輪部分も固定するための器具も必要ということに。
前後輪両方ミノウラの車載器具を買うのは高いなと検索をしていると、同じように思っている人は結構多いようで自作している人も多々。
多くの人は前輪を固定する器具の代替品を作っていましたが今回は後輪用も必要になるのでさらに検索してそれを参考に輪行用の器具とそれを固定するための台をホームセンターで手に入る資材で作成しました。

参考サイト




輪行用金具は前輪用800円、後輪用1200円程を2台分。木材と後輪用器具に使ったL型とフック型金具類はホームセンターで合計6,000円くらい。思ったよりは高くついたけど市販のものを前後分買うことを考えたら相当安く上がりました。
組み立てのための工具・木ネジなどは旦那父より拝借。アドバイスもらったり実際作るのにも付き合っていただきました。ありがたや~
もっとパーツを減らした簡易型でもよかったのかも知れないけれど、置く場所が平坦ではないので安定性優先でこんな感じに。


実際に載せた状態がこちら。チェーンオイルがシートにつかないようにビニールシートを敷いています。
前輪の器具の端を後部座席背もたれの付け根当てる形てほぼ固定、あと隣り合った2台のハンドルを紐で固定して安定性のアップを図って、車内上部についた手すりからリアフォークにも紐をかけて横揺れ対策を。
器具の足の裏に滑り止めとしてゴム板も貼っていたのでこの状態でカーブを曲がる時の横揺れもブレーキでの前後揺れも動くことはほぼありませんでした。
ちなみにタイヤは背もたれの後ろのトランク部分に並べてタイヤ同士をマジックテープで固定して置いてあります。これもトランクに余裕がないおかげもあってか特に動くこともなくスプロケにカバーなどもしてませんでしたが問題ありませんでした。

準備2:ボトルホルダーの追加


私の44サイズのビアンキはボトルホルダーがひとつしかついていなくて、今まで暑い時期はもう1本のボトルをジャージの背面ポケットに入れていたのですが長距離を走るにはできるだけ自身に重量を追加しないほうがいいとのことでハンドルに付けられるボトルホルダーを買いました。
後々自転車屋さんでフレームに穴を開けて追加したらいいと言われてそんなことできるんかい!ってなったけれど、未だに体幹が鍛わっていなく両手離しで乗るのも危うい自分からしたら取りやすい位置にボトルがあるのは助かったのでこのホルダーの追加で十分でした。簡単に外せるものなのでじゃまになったら外しちゃえばいいし。

準備3:事前訓練みたいなもの

訓練ってほどガチガチではないけれどなるべく毎日ローラー台に乗るようにしました。
スポーツバイクは乗ったら乗っただけその人の力になるそうですが、チャリ通してても1日あたり10kmも乗らない・週末ごとに乗っているわけでもない私では圧倒的に力不足。
そこで旦那の提案で心拍計付きサイコンを買って一定の心拍とケイデンス、あと正しい乗車姿勢を意識しながら乗るようにしました。

なんだかんだ体調不良だったり他のことに時間とられたりで毎日きっちり回せていたわけではないけれど、しまなみに行く前に自転車屋さんに簡単なメンテナンスをお願いしに行く時にパッドなしで乗ったら今まで痛かったところが痛くなくなったので乗車姿勢の矯正にはなったようです。

準備4:装備品

乗車姿勢がマシなものになったとはいえロングライドは毎回擦れによる股の痛みがあるのでワセリンを導入してみたりも。

百均で買ってきた旅行用の小さいクリームケースに移し替え休憩のたびに塗るようにしました。こういう擦れ防止のクリームはシャモアクリームが有名だけど量が多いし高いし、あとメンソールが入っているそうなのでスースーしすぎるのではと安価なワセリンで。
結局少しは擦れによって痛くはなったけれど幾分はマシかな?と思えたので導入して正解でした。
ただ、普通に洗濯するだけじゃパッドの方に微妙に油っぽさが残るのでその辺は要注意かと。

あとはコンプレッション効果のあるタイツかな。
ロングライドの時には股の他には膝の痛みも出やすかったのですが今回は特に痛みを感じることはなかったです。
乗車姿勢の矯正とともにこのタイツのコンプレッションウェアとしての効果もあったのかも。


GWの広島・愛媛は概ね晴れとのことでスポーツバイクに乗り始めた頃から気になっていたサングラスを買うことに。
元々眩しいのが苦手で目が疲れると頭痛がしたり疲労しやすいんです。かといってコンタクトレンズも体質的に長時間装用が難しく、コンタクト+度なしサングラスというのも試して微妙だったので度入りレンズです。
しまなみに行くことを決めた後、スポーツサングラスの専門店がちょうどよく京都にあったので行って相談してみると今注文してもGWには完成間に合わないと言われたんですが実際は出発前日に完成の連絡が入り、丁度良く実家に車を取りに行った帰りだったので引取も楽に出来ました。お店までが結構遠いので車のある時でよかった。
今回このサングラスがあったことで無事に長距離を走破できたと思います。休憩時に日焼け止めを塗り直そうとサングラスを外すと本当に眩かった…地面や海面の照り返しもキツイし、風もそこそこ吹いていたので普通の眼鏡だったら乾燥も辛かったと思います。
実はこれかなり高いんですよ…安い量販店のスポーツサングラスでもいいかと思ったけれど安全に走るには「ちゃんと見える」ことが大事なのかなと専門店に相談に行ったらあれよあれよと高い代物を買うことになってしまいました。
フレーム自体はそうでもないのですがレンズが単に度入りでは済まず乱視なことと、度入りのレンズはレンズの端の方に歪みが生じてしまうのでそれをましにする加工やあとギラつきを抑える偏光レンズにさらにミラー加工もされてます。
付け心地も見え方も問題ないので量販店でそこそこ、とは言っても度入りなので1〜2万円のものを買ってもひとつだなぁと思うよりは間違いなかったなと思ってます…というかこのブログ書いてて本当にこんな高いものを…とまだ思ってたりするので思い込むことにするというか。
大事にするのはもちろん益々ロードバイクを一時の趣味で終わらせられなくなりましたw
でもこれで今年の夏のライドは本当に安心・安泰だよ!!!
あとこのサングラスはレンズの付け替えもできるようになっているので、そのうち夜・室内用のレンズも作るつもりです。今回帰りが遅くなったとき用に普通のメガネも持って走っていたのですがやっぱり邪魔だったし軽量化のためにメガネケース無しで持っていって壊さないか不安だったので。

サングラスの後ろに写っているのは漫画 かわうその自転車屋さんのジャージ。ゆるくてかわいいのにロードバイク以外の自転車のことも知れる良い漫画です。
GW前に届いたのでひょっとしてしまなみ海道で同じジャージ着た人に会うかも?と思っていたけど会わなかったなぁ…残念

いやー…しかし本当自転車の趣味って自転車と身一つだけじゃ済まないね…

しまなみ海道往復ライド

今週のお題ゴールデンウィーク2015」



GWに1日でしまなみ海道を往復してきました。
今治側にホテルが取れなかったので1日で往復しなければいけなかったのでライド中は観光の類はほとんど無しの半ば強行軍状態だったのですが結果的には楽しめたかなと思います。

行こうと決めたのが4月の初めだったのでしまなみ海道の両端である尾道と今治の宿を探したら当然なんですが空きがほとんどなく、焦ってしまい島にある民宿ももうダメかも!自分で探すことを早々に諦めて旅行代理店に泣きついて尾道に2泊の宿を取ってしまったので前乗りして翌日1日での往復と相成りました。
しまなみ海道を無理なく走るには往路の途中または端の尾道・今治どちらかで一泊して復路を行くというのが観光もできるし体力も温存できて良いらしいのですがもうやるしかないということで。
ちなみに今回のライドを達成するまで100キロ以上を走ったことはなかったです…無事に走りきれてよかった!

とにかく走っていたので写真がろくにないです。相変わらず文字だらけだ!

ルート

スタート・ゴールは駅ではなく渡船場サンライズ糸山だけどルートは↑の通り。ひたすらに道に引かれたブルーラインをたどるルートです。
朝7時頃に尾道から渡船で因島に渡り、戻ってきたのは17時半頃。おおよそ10時間の間自転車で走っている時間だけなら往復で7時間ほどでした。
ちなみに往路の終点サンライズ糸山についたのは12時頃でした。
行きはコンビニでのトイレと補給休憩程度だったので10時間中残りの3時間の半分以上はお昼ごはんを食べに寄ったところでの待ち時間や復路での寄り道です。

実際走ってみて

www.cyclo-shimanami.com
本気ライダー 尾道〜今治ひた走り:しまなみ海道サイクリング
ガイドブックとして購入した「しまなみ島走ブック」の冒頭の推薦文に各橋へと続くスロープはママチャリでも登りやすいと書いてあったけれど、全然そんなことないと思いました…私の貧脚じゃギアはアウターのままでは無理!
あとスロープ自体が緩くてもうねうねぐるぐると蛇行して長かったり、スロープに至るまでの一般道が坂道だったりで往復で何度も登り降りする身ではまたか!と少し辛くなったり。
あと登りがしんどいからとダウンヒルで爽快!というわけにもいかず登ってくる人・自転車・原チャリに気を付けて降りなければだめです。橋の上も歩行者・のんびり走る自転車がいるので速度を上げて走ることはできません。GWという時期柄しょうがないけど…特に来島海峡大橋は歩行者やレンタサイクルが多かったです。
もうちょっと道幅が広くて歩行者と二輪車が距離を開けてすれ違えたら危険度も下がって良さそうなのになぁ。あと歩行者・レンタサイクルの人たちが並走しない状態だともっと助かる…まぁ文句言ってないで平日やオフシーズンに走れってことですが。
島の一般道部分はそれほど荒れた路面はないし交通量もそれほど多くなく風もそれほど強くない日だったので走りやすかったです。走りやすい分ところどころにある道幅が狭いところ・砂が上がっている箇所におっとと焦る感じ。
あと驚いたのが交差点に信号がない!信号がある所もあるんですが交通量が少なそうな地域とはいえ十字に交差しているところですら信号がないので事故起こらないの?と不思議でした。

往復できるかどうかを調べていた時に見つけた「本気ライダー~」のページは走行ペース・時間なんかが乗っていて体力と時間配分間違えなければ往復できそうだなと安心したページです。でもこのページのおかげで橋へ至るスロープは全部来島海峡大橋へ続くのと同じようだと思ってしまい実際走った時に騙され気分になったり。ちゃんと舗装されて走りやすいのですが結構木が生い茂ってたり落ち葉もそのままでパッと見は林道って感じのところも多かったです。

気候は朝夕は風がひんやりしていて日陰では寒さを感じたものの日中は日差しは夏らしく、けれど湿度はそれほどではなく風を受けて走る分には過ごしやすかったです。
ただ紫外線はばっちりらしく日焼け止め対策をしていなかった旦那は日焼けしまくっていました…

以前に初めて80kmを走った後はとても疲れたし戻ってからもとにかくお腹が空いたけれど、今回140kmを走り終えてもそこまで疲れていなかったし翌日もそこまでしんどいということもなかったので多少は成長したのかな?

行ったところ

しまなみ島走ブックをチェックして行けたらいいなというところに目星はつけていたけれどとりあえず往路は補給とトイレの休憩以外はあまり寄り道はせず復路で余裕があれば行けそうなところに行くことにして、結局寄ったのはコンビニ以外では往路終点の今治のサンライズ糸山、復路でお昼ご飯を食べに寄った大島のよしうみいきいき館ジェラート目当てで行った生口島ドルチェだけでした。


前日の尾道でラーメンは食べたし、有名所は抑えられたので概ね満足。
ただ焼豚玉子飯にいくらは正直要らないと思う…このお店独自のトッピングらしいですが。
ドルチェのジェラートは本当に美味しくて柑橘系の全制覇したいくらいでした。

お店にはほとんど寄れなかったけれど橋からの眺めは本当に絶景だし、エメラルドグリーンの海は綺麗だし、島を走っていると堤防の向こうに渦潮ができていたり、走るさなかに目に入る景色は十分に楽しめるものでした。
人混みが好きではなく観光地に率先して行こうと言う気があまりない人間だけど行ったことのない場所の空気を感じることは好きなので、気持よくロードバイクで走りながらそういう体験が出来てよかったです。

装備・持ち物

前述の通り朝夕は寒く感じることがあったものの夏用の格好で大丈夫でした。
去年夏時期に使っていたタイツはサイズを間違って買って股部分のフィット感が悪いのでGOLDWINのコンプレッションタイツにパッドが付いたものを新しく買ってみました。パッドがそんなに厚くなくロングライド大丈夫かな?と少し不安だったけど問題なかったです。あとロングライドの時膝が痛くなることがあるのですが今回はなかったのでこれはコンプレッションタイツ効果なのかな?
直射日光にあたるのが苦手なので夏でも長袖インナー(かアームカバー)・ロングタイツ、グローブも全指タイプ使用なのでマメに顔の日焼け止めを塗り直していたことも功を奏して日焼けは大丈夫でした。
ちなみに汗だくになるだろうと思って今回は眉毛を描く以外メイクはなしで日焼け止めのみです…

持ち物はカバンの類は持たずに行くことににしました。自転車向きのリュックは持っていないし、ウェストポーチ類も何気に邪魔になるのでロングライドなら極力ストレスになりそうなものは減らそうと。
タイヤのチューブ交換セットなどいつもの持ち物とモバイルバッテリーはトップチューブのバッグ、携帯・ハンカチ・普通の眼鏡・補給食・財布・目薬諸々をジャージのポケットにという感じ。
走るだけなら大した荷物は必要にならないので十分でした。惜しむらくは途中でお土産物を買えないことくらいですかね。サンライズ糸山に売っていたバリィさんグッズ欲しかった…

課題的なもの・もし次に行くなら

普段走っている時から長距離を走るとおしりでなく股の方に痛みが出るんですが今回も復路途中から痛んできたし、あとつま先の痺れも感じられたのでおそらく両方座り続けていることで血流が悪くなることやペダリングが乱れてくることが原因かなと思うのでその辺をどうにかしたいなと。
あと次に行くなら島のどこかに宿をとって、食べるなり海で遊ぶなりもしたいなぁ。ブルーラインを外れて走ると山に登ることもできるらしいのでロングライド以外のプランを組んで友達と来るのも面白そうだと思います。

www.onomichi-u2.com
あと、尾道にあるONOMICHI U2ジャイアントストアでロードやクロスをレンタルできるのは知っていたのですが、ホテルサイクルの方ではコルナゴ(コンポーネントは105でした)がレンタルできるようだったので自分のバイクにこだわらない人やスポーツバイク始めたい人を連れて泊まって走りに行くのも面白そう。


とは言っても次の目標はアワイチかなと思ってたり。
もっと、自分の力で(自転車の力もあるけど)、遠くへ、気持よく走りたいです。

チビチビサンザン

ひとつ悪いことがあったらさらに悪いことが重なったりするらしい。

旦那も冬装備を買ってからは通勤以外で走ってなかったので先日…だったはずが下書きのままこの記事を放ったらかしにしていたのでかれこれ一月ほど前に二人で走ってきました。
行き先はまたサイクリングロードを南下。どこまで行くかは風の強さ諸々と相談という感じでとりあえず出発。

紙装備

家を出てサイクリングロードに向かう途中どうも旦那が遅い。普段なら私の方が遅いので先を走ってもらうのに。
追いついてきたところどうしたか聞いたら「寒い」の一言。私は前回と同じ格好で風に直にさらされる顔以外は特に寒いと思ってなかったのですがどうも旦那の冬用ジャージが薄かったよう。

生地の質感が私のがウエットスーツなら旦那のは薄手トレーナーといった感じで生地の厚みや密度がかなり違いました。今確認したら想定気温:15~20℃とな。そりゃ寒いわ。
結局我慢できなくはないのとサイクリングロードでの風がマシだったのでその後身体が温まってきたこともあり大丈夫だったみたいです。
今後も風が強かったり曇りの日とかさらに寒い日に走りに行こうと思うなら新たに冬用ジャージかウィンドブレーカーを買わなきゃいけないな。

マラソン大会?に行く手を阻まれる

旦那の身体も温まったのでとりあえず流れ橋でお昼を食べようと向かっていたら身一つで走る人々。
帰ってきてから調べてみたら「歴史めぐりマラソンin木津川」というランイベントらしいです。イベントパンフレット(pdf)サイクリングロードの道幅そんなに広いわけでもないし人がたくさんいる中にわざわざ突っ込んでいくのもなぁとそこで引き返すことにしました。
しかしそのイベントの誘導員らしき人がいたけどこっちが様子をうかがっててもなにも言ってくれなかったのはどうよと思ったり…聞けよってことかい

シートクランプのねじ大破


しょうもない画像を作ってしまった…
身体ができていないのが第一の原因でしょうが今回もまたサドル上げたり下げたりしながら走ってました。
少し上げてその後サドルの鼻先が右に寄っていたからと直してまた少し下げてとやっていたらパキっとかパーンとかショックでどんな音がしたのか思い出せないですがシートクランプのネジ頭部分が飛びました…
ママチャリ的に下がったサドルを前に途方に暮れつつ携帯で近くの自転車屋さんを検索。結局クロスバイクを買った中古屋が一番近いスポーツバイクの修理もできる自転車屋ということで、もうかなり馴染みになった店員さんに事情を電話して向かうことに。
一応、低すぎるサドルに腰を下ろしてみましたがロードバイクではまずないし、ママチャリとも違う何か得体のしれない乗り物でした…当然サドルは固定されていないので動くし乗りづらいことこの上なし。
なので、壊した場所から自転車屋さんまで走りました。立ち漕ぎで。10kmほど。
速度落ちるとフラつくし漕いでは足を少し休め、漕いでは足を休めで時速20km/hあたりで走りました。ロードバイク乗り始めて一番がんばって漕いだよ…途中一度降りたら膝が笑った…ビンディングで足が固定されてる状態で立ち漕ぎし続けるの最初は怖かったけど逆に固定されている方が力が逃げないし、怖いからってペダルのフラット面で漕ぐようにしてたらビンディングの底は滑るのでそっちの方が危なかったかも。
そんな感じで前回に引き続きまたひぃひぃ自転車屋さんまでたどり着き、壊れた部分のネジだけ交換ということはできないのでシートクランプごとの交換になりました。お値段工賃込みで200円弱。やっす!
締め付け時の力の加わり方が原因だそうですが、店員さんいわくネジ部分の破断はなかなかないそうです…そんなに力が強い方でもないし、ギチギチに締め上げてる意識もなかったので本当にびっくりでした。今度から気を付けてねじ締めよう…

旦那の前輪パンク

直してもらってサドルに腰を下ろせるってすばらしい!と感動しつつお昼ご飯を食べに行ってそのお店を出て、もう帰って昼寝でもするしか!と家へと走りだそうとしたら今度は旦那の前輪がパンク。
冒頭の悪いことが重なるってのはこのこと。近くにコンビニがあったので店先の邪魔になりにくい場所を拝借してチューブを交換することに。レンタル料代わりに飲み物買って旦那の修理を待ちます。
久々のチューブ交換にまごつきつつも交換完了。最近冬装備の他にCO2ボンベも買っていたのでそれがさっそく役に立ちました。空気入れめっちゃ楽!


こんな感じでなかなかに疲れるライドでした。
その後雪がちらつく日も増えたのでまたしばらく自転車乗らないまま今に至ります…陽も長くなってきたので春はもうすぐのはずなので気持よく自転車乗りたいなぁ。まぁ春といえば黄砂と花粉ですが…

新装備で中距離ライド

先日午前中に用事があったので有休を取ったら、速攻でその用事は終わってしまったのでハンドルステムの交換に合わせたサドルの再調整と冬装備を買い足したのでその性能確認がてら一人で走りに行くことにしました。
寒いし、ビンディング久しぶりでこけそうだし、旦那いないし…とかグダグダしつつも無事に帰ってこれたので一応記録。

走りに行った先は八幡木津自転車道線(木津川サイクリングロード)。
家を出てサイクリングロードへ入って、流れ橋まで行って戻ってトータル40kmほどでド貧脚からすると中距離ライドとしては丁度よい感じです。
が、がですね、すごかった…斜め前から横向きにとにかく強風が吹きつけてよろめきまくり。ちゃんとサイクルジャージを着てるんだから普通に自転車に乗るより空気抵抗はマシなはずなのに速度出せないしふらつくし。
巡航速度25km/hキープで走るがとりあえずの目標だったんですが向かい風が強い時は15km/hまで速攻で落ちて驚きました。ペダルが重いというか漕ぎづらいというか。
その後御幸橋で休憩して流れ橋方面へ走り出したら今度は風向きが追い風になってその間はすごく走りやすかったです。普通にペダル回すだけで35km/h越えてえっ!?ってなったり。でも流れ橋から戻るときは当然向かい風に。
そんな感じに風にもてあそばれつつひぃひぃ走りながら行きに向かい風だったところは帰りは追い風のはず!と居自分を励ましてたんでーすーがーーー、

帰り道も向かい風でした…チーン

行きよりは多少マシでしたけどね…

そんな感じ久々の中距離ライドで走る途中で数度サドルの高さを調整していきました。最終的にはハンドルステムを変える前より2、3cmは上がったのではないかと。あと角度なんかもいじってみましたがこれは今のところほぼ水平の方がよさそうです。
写真取ってあるけど1cm程度だと写真ではあんまり代わり映えがしなかった…

走行データ

京都市南部 昼ごろ(参考:気象庁観測データ)
気温 10.4度
風向き 西北西 5.5m/s
総走行距離 約44km

装備

冬用装備を色々と買い足しました。
ルコックのジャージは冬になる前に買っていたのに今回まで着られず放置されていたかわいそうな子。身長的にはSサイズ買うところなんですがインナー着こむのと冬太りしてそうだしとMサイズにしておいたの、大正解でした…体重はたいして変化なくても面積が…体積が…
インナーについては以前どこかのブログで夏用冬用を重ね着しているというのを読んだので試しに。手持ちのインナーは厳寒期用のインナーではないので無いよりはあったほうがいいかなと重ねてみました。
結構汗をかきやすいので汗冷えが心配だったんですが汗をかいているな・服の中で蒸れているなという感じがあっても汗が残ってべたつく感じもなかったし冷えるまでは行きませんでした。自転車に乗って動いている間だけでなく休憩で動いてない状態でも特に寒いと感じることはなかったです。
グローブは結構蒸れたなぁ…外すたびに手がしっとり、またはめるときは手袋の内側ひんやりといった感じ。ちなみにXSサイズでも気持ち指が余ります。
一番最近に買ったシューズカバーは外気が入り込むのを防いでくれるのは確かなんですが足が元から冷えていたのでその後動いてもあまり温まらず寒くはないけど元々冷たさはそのままって感じでした。血行が良くないってことですね…靴の中にカイロ仕込んだ方がいいのかな。
ちなみにグローブと揃えてカペルミュールで揃えてもよかったんだけど、旦那のシューズに合って気に入るのがカペルミュールのみだったのでどっちがどっちのかわからなくなりそうと思って私のはクラフトに。反射素材が模様として付いているので暗くなっても安心ぽいです。サイズはSサイズでぴったり。逆にぴったりすぎて少し脱ぎ履きがしづらいです。

しかし冬用のアイテムは高いし二人分買うと財布へのダメージがでかい…

おまけ


保温タンブラーにリストバンドをはめたらボトルケージにぴったりでした。
かれこれもう10年前にはなろう行ったライブのグッズがよもやこんなところで陽の目を見ることになるとはw

新年初ライド+ハンドルステム交換


自転車乗りの人たちのブログを読んでいるとみんな新年早々に寒さにも負けずに走っていたようですが私の住んでいるところでは元旦から雪がつもったし、その後もかなり寒いしでとてもじゃないけど走りに行く気持ちになりませんでした…仕事始まってからもチャリ通するのに二の足踏みまくってたし…実際グローブも冬用をずっと買いそびれていてその点でも難しかったのですが。

ちなみに一度は冬用グローブを買ったのですが、冬場そこまで乗らないだろうからとサイクリー(中古屋)で見つけた新古品のグローブを安く手に入れたら嵌めているうちに合皮だか合成繊維の部分だかがボロボロ崩れてきて手がカスだらけになるという不良品を買ってしまい、返品がきいたから良かったけど気持ちからしてくじかれていました。
その後クロスバイクのグリップを買ったときに一緒にグローブもゲットしたので、今回ワイズの試乗イベントで44サイズ+ハンドルステム長60mmのバイクに乗った時からやろうと思っていたステム交換に初ライドがてら行ってきました。


カペルミュールのグローブ買いました


ロードバイクを購入したお店までは片道10kmほどの道のりなんですが、上半身はコートを着こんでるせいもありそうでもなかったけど、膝から下特に爪先が辛かった…
ちなみにこの日の装備は

  • パールイズミの10℃対応の秋~冬用タイツ+おへその下あたりに貼るカイロ
  • 普段着のショートパンツ
  • パールイズミのアタカルアンダ
  • 半そでTシャツ+薄手のカーディガン
  • ボアライナー付きモッズコート
  • 厚めの5本指靴下
  • スニーカー
  • 薄手のニットキャップ+ヘルメット

でした。起きるのが遅くて出るのも遅くなったので交換後どこかに走りに行くこともなかろうとほぼ普段着。股的な問題でいまだに完全普段着でロードバイクに乗ることができません…フィジークのサドル固いねん…痛いねん…
ものすっっっっごく久々にロードバイクに乗るので怖くてビンディングシューズは履けませんでした。でもそれで正解だったかも。ビンディングシューズは通気性良くできているからもし履いていたらスニーカー以上に冷えたと思います。シューズカバー買うべきなのね…

12月に一度電話でステムの在庫あるかを問い合わせていたのでお店に行ったら問題もなくすんなり交換してもらえました。
自分で交換することも考えたけど、ハンドル微妙に歪んで付けてしまいそうだなとお願いすることに。取り付けてもらってるときにハンドルをまっすぐ付けるコツってあるんですかって訊いてみたらよく見て後は試乗でアンバランスになっていないかを確認することですかねぇ…とごもっともな返事。
あとステムって素材やらメーカーやら色々ありすぎ・値段もピンキリで初心者には何買ったらいいかわからなかったのでお店に任せてしまえとw
帰り道走ってみて、やっぱりステム長60mmの方が楽です。肩が突っ張らないというか。80mmでも乗り始めはしんどいことはないのですが、時間がたつごとにしんどくなってくるのです。おそらく背筋がないから腕で体重を支えるのに無理が生じてくるのでしょうね。
ただハンドル位置とサドル位置はまた新たなところを探ったほうがよさげなので調整がてらのロングライドが必要っぽいです。

それにしてもロードバイク自体乗るのが久々で翌日うっすら筋肉痛になった体たらくなのでもっと乗らねば。通勤用クロスバイクもサドル位置低めで乗っているせいで前傾姿勢が久々で坐骨まで痛くなったし…しかしこれから京都はさらに寒くなるんだよなぁ…

ヤッカイモノ

あけましておめでとうございます。
新年一発目の更新ははてなゆく年くる年2015「貼り付け機能でプレゼントキャンペーン」をやってるので便乗記事でございます。

というわけで私が欲しいのはこちら。YAKKAYのワークキャップ風ヘルメットです。
最初どうせ貰えるなら自分では買わなさそうなものを…と弱虫ペダルの箱根学園ジャージにしようかと思ったんですけどAmazonにはコスプレ衣装のものしかないようなので諦めることに。
オタクはオタクだけどグッズに投資したりコスプレする趣味は持ち合わせてないので使いづらい・もしくは観賞用にしかならない物は買うかどうかすごい悩むのですよ。
もし値段の縛りが10万以下とかなら確実ガーミンにしてました。高いよガーミン欲しいよガーミン!

上に挙げたもの以外で欲しいとなると最近通勤用クロスバイクをママチャリ的にカスタマイズしはじめたので街乗り向けのヘルメットかなと。
ヘルメットなので実際に試着したいなと思ってるのですがいかんせん、私の行ける範囲のスポーツバイク専門店はどこも現物置いてないんですよね…なので自分のお金でないところから貰ってしまおうということで。

はてなさん私の自転車ライフを応援してください!


ちなみに他にも街乗り向けのおしゃれヘルメットは日本パレードのカポルや、スペイン発のクロスカ、ABUSのMetronautなんかがあります。
色々見比べてヤッカイが一番普通のキャップぽくて普段着に合わせやすそうかなと。
あとヤッカイはヘルメットとそれに被せるアウターとに分かれているので、アウターを買い足せば他の帽子の見た目にもできるのがいいなということで。

スポーツバイクに乗るにあたってヘルメットは必須だけど街乗りとか普段着でゆるく乗る時にいかにもスポーツバイク!なヘルメットはちょっとな〜と思うのでもっといろんなお店でこういうおしゃれ( )ヘルメットが売られるようになったらいいなと思います。

また新しい景色を見に行こう

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春先にクロスバイクを手に入れてからあれよあれよと言う間にロードバイクまで手に入れてぶつくさぼやくブログまで作ってしまいました。
一応誰かに見られてはいるようでこんなしょうもないぼやきが誰かの役に立ったり反面教師にでもなれば幸いです。

家の掃除は風邪をひいていたこともあり適当に済ませてしまいましたが自転車は結構しっかり目に洗ってみたり。
寒波襲来でということでまだしばらくはロードバイクで走りに行くこともなさそうなのでチェーンオイルは差さないままです。


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ピカピカのスプロケ綺麗。
洗車前に久方ぶりにビアンキで家の近所を走ったらすごく気持ち良かったので寒さに挫けずもっと乗らなきゃなぁ。
来年は近場を走るだけでなく遠方のライドイベントやレースなんかに参加するのが目標です。

良いお年を!