あおみどりのそら

無駄に長い自転車のはなし

実際154cmが44サイズのBianchi Impulsoに乗ってみて

納車後約一ヶ月半。天気の良い週末にぼちぼち乗って走行距離はトータル300kmほど。あんまり乗れてないなぁ… 今回は実際納車されてどうだったかという話。 相変わらず無駄に長い。

乗り心地と違和感色々

運転してみてまず思ったのはサドルが股に痛い! それまで乗っていたルイガノクロスバイクはサドルが柔らかく骨盤を支えやすい形だったので違いが歴然でした。

ビアンキのサドルはフィジークのアンタレス。硬めの質感に自身の重みで股が食い込むというか前傾姿勢になればなるほどゴリゴリあたって痛い…手の方も、乗車姿勢に慣れていないせいかサドルとハンドルに体重が分散されるようでハンドルを握っている親指と人差し指間の水かきの部分が結構いたくなりました。
それらをどうにかすべくハンドルの高さ、サドルの高さ・前後位置を変えたりしてみたけれどなかなかしっくりくるところが見つけ辛い…あと着ているものや、長時間乗って疲れてくるとまた痛い場所が変わったりするのでもう本当になんともし難い。

あと、乗れるには乗れているけれど乗車姿勢がハンドルよりサドルが高いレース的な感じにはなりません。絶対にハンドルよりサドルが高くあるべき!というわけではないんですけどなんかかっこよさ減でコレジャナイ感。
この辺が適応身長ギリギリで乗ることの一番の問題かなぁ。ハンドルよりサドルが低いと結局ママチャリ的な感じが出てくるんですよね。

ちなみにクロスバイクの時は、最初こそ乗車姿勢に慣れるまで坐骨のあたりが痛かったもののそこまで乗りづらいと思うことはなかったです。
あくまで速く走れる無駄なもののないママチャリというか。元々乗っていたママチャリもハンドルがまっすぐなタイプだったし。あと、そこまでロングライドに出ることもなかったので「運動」という感覚も薄かった。

でもクロスバイクとは段違いでスッと加速して気持ちよいのですよ。こんなに違うとは思わなかった。

乗りづらさをどう修正・克服するか

標準装備の位置をいじって乗車ポジションを探す以外にもパーツを変える方法ももちろんあります。 ハンドルを握る位置がサドルに近くなるとサドルを今よりもう少し上げられるからとハンドルステムを短くすることや、股の痛みを緩和するために柔らかい女性用サドルに交換することを買った自転車屋さんに相談してみると、まだ乗り慣れたところまでは来ていないだろうから、もう少しサドル・ハンドルの調整で良いポジションを探して、それと同時に乗り続けて腹筋背筋・体幹が鍛わってくると乗りやすくなるのでしばらくは様子見した方が良いとのこと。

一応はそこまで無理なく(体力がないから疲れはしたけど)往復80kmのロングライドも達成できた実績はあるので今現在もポジションについては模索中です。

でもあんま乗れていない現実…乗れないなら乗れないで筋トレでもすべきところなのですがめっきり寒くなりこたつの住人と化しています…

ウェアひとつでも違うって話

ちなみに納車直後に乗ってみて感じた股の痛みには擦れのような感じもあったんですけど、これは下半身デブだしなぁと大きめサイズを試着なしで通販で買ったパッド付タイツのせいでした…おしりと太ももがピッタリしてても股の方に余裕があると長時間乗り続けた時に擦れの原因になっちゃうようです。

パールイズミの秋冬用ロングタイツをちゃんと試着して買って、それで長距離乗ったらぴったりフィットして擦れる感じがなかったので試着大事!! 他にもちょっとの距離だからと薄めのパッド入りインナーパンツ+ショートパンツという普段着で乗ったら、股部分の縫い合わせで厚くなってる部分がたった1ミリ程なのにものすごい違和感の素になって辛かった…ちなみに旦那は普段通勤にもロードに乗っているけどパッドなしの普段着で乗っていても股に違和感を感じることはないらしいです。サドルの違いもあるだろうけど、「股」の部分ってかなり個人差があると思います。あと体重な…*1

そもそもなんでImplusoなの

前回の記事で運命感じちゃったなんて頭の弱い理由で注文に至ったと書いたけど、そもそもなんでビアンキの数あるバイクの中でImpulsoにしたのか。

CYCLEUROPE JAPAN | Bianchi | BIKES | ROAD | C2C - ENDURANCE RACING | IMPULSO 105 11SP COMPACT

ビアンキの取扱サイズの中で最小の44はImplusoの他にもVIA NIRONEなどがあります。 初めてロードバイクを買うときは安かろう悪かろうを避けるために価格が10万円程度のもので見ためが気に入るものを買えと書いてあるサイトが多く、さらに乗っているとより速く走りたくなるからコンポーネントも最初からそこそこのものを買っておけという意見もあるのでシマノの新105が積まれたImplusoにしました。

先に注文していた旦那のロードバイクも105なので、105より低いスペックのものにしたら体力や運動神経で上回っている旦那に追いつけないかもという理由もあり。

一定の値段に行くと1万2万の差は大したことないように思われて(価格度外視で「乗れる」バイクを見て回りすぎて感覚が変になったとも言えるw)上位のImplusoにしたけど、正直Implusoのデザインの赤いラインとロゴがあんまりかっこよくないなぁと思ってたり…デザインだけなら1ランク落としたVIA NIRONEでも良かったな。105搭載のもあるし。

ちなみに注文時点で2015年モデルのチェレステカラー*2がどんなものかわかっていないのに注文しちゃうという清水ジャンプもキメてます。阿呆だ…注文後しばらくはほぼ毎日「Bianchi 2015 Impluso」でググって色がどんなのか探したもんですw

しかし結局勢いと自身のマイナス要素を補うためのハイスペック導入という理由ばかりだな…まぁ高い買い物は勢いもなきゃやってられなかったという言い訳をしつつImplusoとは長いお付き合いを続けていけるよう頑張る所存です。

余談ですが注文のタイミングとしては間違っていなかったようです。7月半ばに注文して、納車が近づいた9月にTwitterで「ビアンキ 納車」と検索してみるとその時期に注文した人は軒並み納車が年末年始頃という人ばかりだったので。夏の暑さが落ち着いた頃から乗り始めることができたのは良かった。

*1:つまりはデブ

*2:ビアンキの代名詞とも言えるチェレステカラーはその年の空の色を元に調合してるとかで毎年色が微妙に違う。らしい。